“家族のかたち”を守るため、あの日わたしは自分を殺した。
親との関係に悩むすべての人へ。
――失われた感情を取り戻す、ヤングケアラーの実録コミック!
統合失調症の母、家庭に無関心な父、特別扱いされる弟、 認知症の祖父――
ゆいは幼稚園のころから、買い物・料理・ そうじ・洗濯
など家族の世話を一手に担っている。
母親の暴力に耐えながら「子どもらしさ」を押し殺して
生きるのに精一杯だった彼女の子ども時代と、
成人してからの「ヤングケアラー」としての自覚。
仕事、結婚、子育てを通じて、悩みにぶつかりながらも
失われていた感情を取り戻すまでの再生の物語です。
『精神科ナースになったわけ』
『まんが やってみたくなるオープンダイアローグ』( 共著:斎藤環)ほか
医療系コミックで累計25万部の著者が、2年以上の当事者取材から描きおろす最新作です。
「ヤングケアラー」について理解を深めるコラムや、ヤングケアラー支援団体の紹介ページも収録。
(※10代の当事者も読めるよう、総ルビとなっています)
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